世界中の常夏の国々で魅力的なトロピカル・フルーツが実ります。しかし、それらをそのまま日本に持ち込むことは禁止されています。フルーツと一緒に他国の害虫が入り込むことに対しては、お互いの国が厳しい監視、防疫体制を敷いているからです。 1986年、それまで輸出前に世界で広く用いられていたEDBという殺虫剤の使用が全面禁止になった折、弊社は竹中工務店と共同で蒸気熱による殺虫(VHT)装置を開発し、ハワイ産パパイヤの処理に成功しました。これが各国のトロピカル・フルーツを手がける原点となりました。